愛機であるPowerBookが何だか調子良くないなと思っていたらディスクがもういっぱいだった。
親切にも「もう空きがないですよ」と教えてくれるなんて知らなかった。
それで簡単にディスクの交換に行ける位ならいいのだが時間も予算もないので空きを作ることにした。
何をそんなに保存しているのだと見てみると,,,
だいたい男性の場合はWebから探してきたあんな画像やこんな動画だったりするのがお約束である。
でしょ?
でも残念ながら?私のディスクを占めていたのはiTunesに取り込んだCDコレクション18GB。
そして10000枚を超えてしまったデジカメ画像であった。
画像の8割位が息子の智さんの画像で,残り2割が仕事で撮った校舎や生徒の画像。
それにしても間もなく産まれて3年で画像が8000枚ってどうなのか?
これだけデジカメが普及しているのだからそんなに多いって数ではないのか?
まったくもって比べようもないのだが,少なくとも自分自身は産まれてこのかた8000枚もたぶん撮られていない。
実家のアルバムを見ても,写真と写真の間に1年位の空白があるのなんて当たり前だったと思う。
ところが智さんときたら一ヶ月空くこともない。一日に100枚なんてこともある。
しかしまあ,
親ばかとしては楽しいからいいものの,本人はどうなんだ?
将来これだけの画像が記録されていて,たぶんそれを見せられるのはけっこう辛いかもと思う。
私だけではないと思うのだけれど,親や親戚に「あんたは小さい頃こうだった」という話を聞かされることほど嫌なことはない。
自分としては忘れていたり,今になって思い返すと恥ずかしいので封印していたりすることを無理矢理目の前に出される感覚。
これはなかなかに辛いものである。
で,智さんは将来,きっと数々の笑える出来事(本人にとってはまったくもって笑えないけども)を証拠である画像を見せられながら語られるわけである。
語るのも私だったりなんかするのだが,考えてみれば気の毒なことだ。
あんまり画像がないのも「俺は捨て子か?」って気にもなろうもんだけど,あんまり日々の暮らしが記録されてしまうってのも,何だか不自由な感じがするね。
ま,ぐれたりしようもんなら,すごい笑顔で肛門丸出しで裸で寝転んでる画像とか大泣きしている画像とかプリントアウトして叩き付けてやるつもりではあるのだ。
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