今日は午前中説明会。
私は持ち時間15分で話すことになっていました。
話をする部屋には見える場所に時計がなかったのです。
しかし,ちょうど授業が終わる時間といっしょだったので,
「おお,それならチャイムがなったら話を終えればよかろうよ」と
思い,しゃべり続けました。
が,いつまでたってもチャイムは鳴らない。
おまけに次の話者の表情が曇ってくる。
気を利かせた誰かがチャイムの音を切ってくれていて,実はもう
授業がとっくに終わっていたのでした。ついてない・・・。
さて,午後になり,お昼でも食べようかと思っていたら職員室に
生徒がぞろぞろと・・・。
ま,ここには詳しくはかけませんが,その生徒さんたちからあれ
これとお話を聞いたり,説教したりであっという間に3時間ほど
経ってしまいました。貴重な午後の時間がああ。
それにしても,いつから説教することへの抵抗が少なくなってきた
のだろうかと思うのです。
教師に成りたてのころは,何だかいっぱしの口をきくのがなんとなく
恥ずかしかったりなんかして説教も今ひとつ説得力ないなあという
感じでした。
それがまあ今ではけっこうそれなりに説教できるようになっている。
教師の仕事は教えるではなくて本質は導くことだとは思うけれど,
そう考えたとしても,説教というのは教師の本来の仕事なのかね?
どれだけ僕の話すことが彼らの胸奥底深くに届いてくれるのか,
深い深い井戸に小さな小石を落として聞き耳を立てるようなことを
しながらふと思ったのでした。
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